総合栄養食

妊娠・授乳中の猫とキャットフード

皆さんは猫の健康をどのように気遣っていますか。
定期的に動物病院で診断してもらうことも、もちろん大切です。
しかし、普段から猫の健康を管理できるのは、やはり食事を管理することで行う事が先決です。
猫の食事を与える際に、今や昔と違い必需品になっているのはやはり「キャットフード」ではないでしょうか。
特に総合栄養食は猫に必要なカリウムなどの栄養素が十分に入っているので、初めて猫を飼育される方でも簡単ですので安心です。
猫は水分をあまり摂取しない動物ですが、特に夏季は水分不足に陥りやすいので水分が入ったキャットフードを与えることで健康管理が行いやすくなっています。

猫の一生の中でも、メスの場合は人間の女性と同様に妊娠や授乳を経験します。
去勢をすれば別ですが、子猫の出産を行う場合は非常に多くのエネルギーを必要とします。
人間もこの点では非常に類似しており、妊娠・授乳期の女性は食事の管理をきちんと行い、母体にも胎児や赤ちゃんにも栄養が行き渡るように気をつけなければなりません。
では、猫の妊娠・授乳期にはどのような食事を与えればよいのでしょうか。

猫の妊娠・授乳期の場合も、飼い主の皆さんは不安を感じる必要はありません。
キャットフードの中には妊娠・授乳期に対応するものがきちんと販売されています。
多くの市販製品の場合、仔猫用キャットフードと妊娠・授乳期用が同等の扱いとして販売されているので、確認してから購入するようにしましょう。
免疫力を上げるキャットフードもおすすめです。
成分を詳しく見てみると、過度の動物性蛋白質を抑えているものが多く、これは良質の蛋白質に絞って与えることで肥満や胃腸への負担を避けられるようになっています。
また、ビタミンなど配合されているので健やかな成長に発達にピッタリです。
特に妊娠中は母体から栄養が胎児へと移行してしまうので、母親の栄養不足も深刻です。
普段のキャットフードから切り替えて、母親になる猫の健康も見守っていきましょう。
可愛い愛猫と生まれてくる大切な仔猫のために飼い主が出来ることは意外に簡単なことなのです。