猫は気まぐれな性格と言われていますが、そんな気まぐれなタイプに多いのは、食事のムラです。
食べたり食べなかったりはもちろんのこと、中にはせっかく買ってきたキャットフードを全く食べてはくれないこともあります。
一体我が飼い猫は、どんな味が好みなのかと悩んでいる飼い主も少なくありません。
一方で、従順なタイプの猫に多いのは、何でも食べてくれるという点です。
何年も同じキャットフードを与えても、飽きずに食べてくれる猫もいます。
食べムラが無いのは大変ありがたいことですが、気になるのは同じ食事を続けていて栄養の偏りは無いか、という点です。
結論から言いますと、同じキャットフードを食べ続けていくことには問題はありません。
逆に、同じものを好んで食べるタイプの猫は、新しい種類への変更をしにくいこともあります。
猫の体調が同じ食事で安定していて、機嫌も良いのであれば続けていけば良いでしょう。
しかし、猫は成長に合わせて少なくとも数回はキャットフードを切り替えていく必要があります。
仔猫期・成猫期・高齢猫期の3つの年齢によっての切り替えが必要です。
すると、切り替えが必要な時期にずっと同じ食事を繰り返していると、執着感が増し変更に時間が掛かることがあります。
スムーズに食事を切り替えていくためにも、1種類だけに固執して食事を与えないほうがよいでしょう。
2~3種類を常用し、切り替えることに慣れさせておく猫も習慣づいているので変更が簡単です。
また、ウェットタイプのキャットフードだけではなく時々ドライタイプのキャットフードにも慣らしておくと、万が一ウェットタイプの買い置きを切らした時に、腐りにくく常温保存できるドライタイプを与えることが出来るので安心です。
猫の性格に合った食事の準備を考えておくことで、年齢や体調の変化にもスムーズに対応していくことが出来ます。
食べムラも執着も、愛嬌の1つです。
考えながら乗り越えていきましょう。
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