猫はよく知られていますが、気まぐれな性格の動物です。
犬に比べると従順さは欠けますが、懐くとかわいらしく寄ってくるなど癒しを与えてくれる存在です。
気まぐれさも愛される理由の1つなのかもしれません。
しかし時々この気まぐれさは、飼い主のみなさんを困らせることもあります。
特に食事に関する気まぐれは、偏食だったり暴食、あるいは粗食であったりと、健康管理を意識する飼い主のみなさんを困らせがちです。
キャットフードにも好みがあります。
気分によっては満足な量を食べてくれないこともあります。
すると、体調が悪いのであろうかと悩んでしまう飼い主も居るのです。
また、年齢や体調によっては、カロリーや栄養素を配慮しキャットフードの種類を切り替える必要がありますが、猫は慣れたもの以外は慎重な性格ゆえなかなか食べないこともあります。
では、このような猫の気まぐれな気質には、キャットフード選びの際にどのように対応していけばよいのでしょうか。
そこで、おススメの方法は、ウェットタイプとドライタイプを混合させることです。
猫は犬に比べると、水分を食事以外で補おうとはあまりしません。
そこで、猫の食事自体に水分が含まれているキャットフードが一般的です。
しかし近年では犬向けのようなドライタイプも猫向けに開発が進み、人気を得るようになりました。
そこで、飽きっぽい性格の猫には、ドライタイプも用意しておくと良いでしょう。
ウェットタイプは缶詰やパウチなどで販売されていますが、開封後にすぐ消費する必要があります。
水分を含んでいる分、腐りやすいためです。
しかし、ドライタイプは乾燥状態のもので市販されていますから、腐りにくく消費期限も長めに設定されています。
普段の食事にそっぽを向いたときに、ドライタイプを混ぜ込んでやると食感の違いから喜んで食べる猫もいるのです。
そこで、こうしたトラブルに備えて、ドライタイプのキャットフードを常備しておくと良いでしょう。
