総合栄養食

キャットフードと添加物

キャットフードには皆さんどんなこだわりがありますか。
安心の有機栽培野菜が含まれているもの、上質な肉が含まれているもの、あるいは値段や猫が気に入った味のものなど、基準は様々です。
しかし、忘れてはいけないことがあります。
それは、キャットフードに含まれる「添加物」についてです。

ペットフード安全法が日本国内で施行される前は、どんな原料や添加物が含まれているか、製品のパッケージには掲載の義務がありませんでした。
大切なペットは、もはや家族同然にも関わらず、粗悪な食事を与えてしまうリスクが高かったのです。
しかしペットにも安心できる食事を与えようという流れから、法律の施行後には保存料や添加物の掲載も義務付けされました。

2010年12月から原材料・添加物を明確に記載するように義務付けされました。
しかし、猫の身体に負担になりかねない保存料や添加物は未だに含まれている事を私たちは忘れてはいけないのです。
例えば、猫は肉食ですから多くの肉類がキャットフードの中に含まれています
この肉類の中には、脂質もあります。
脂質は劣化が早いため、保存料を入れることが一般的です。
この保存料の中には、猫の体調を崩しかねないものもあると言われています。
近年はエトキシンなど猫に負担になる保存料を使っていない、と謳う製品も増加しました。
このような安心製品を選ぶことで、猫の寿命にも良い影響を与えることが出来るでしょう。
また、着色料で美味しく見せることも避けている製品を選びましょう。

近年は猫に対しても安心できる製品が急増しています。
オリジナルの製品を販売しているペットショップや、キャットフード専門店も増加しているので、こうした製品からこだわりの安心製品を選んでも良いでしょう。
また、意外に感じるかもしれませんが、穀物類が多すぎるキャットフードも猫の消化には負担です。
人間とは異なり、あまり猫は穀物を食べない動物です。
穀物で嵩を増している製品も多いので、こうした製品も避けましょう。